【剣盾シングル】種族統一パーティの組み方メモ(フシギバナ統一)


この記事なに?

この記事では「筆者流の種族統一パーティの組み方」を語ります。
「"種族統一"ってよくTLで見るしやってみたい!でもどうやって組めばいいんだろう...?🤔」って人向けに 「筆者はこう組んでますよ~参考までに!」って示して 「これなら出来そう!わいも組んだろ!」ってなって欲しい…そんな記事です。

種族統一とは

図鑑番号が同じポケモン6匹で構成されたパーティのこと!

前提

  • 想定読者: ポケモンを結構やってる人(3値やHABCDS表記を理解している)
  • レギュレーション: 
    • 剣盾、冠の雪原後
    • シングル6-3
    • ダイマックスあり
    • 過去作限定技あり
    • 道具重複なし
  • 注意点:ここで紹介する構築方法はあくまで一例なので参考程度に思ってください。(楽しく組めれば何でもOK)



ミカン流種族統一の組み方

概要

  • 以下の役割順で型を決めていく
    • エースアタッカー
    • エースアタッカー2
    • 起点作り
    • 切り返し/ストッパー
    • 苦手対策
    • 自由枠(補完/ロマン型/変態型など)
  • 実際に対戦で使いながら微調整


たったこれだけ!!個人的には、覚える技が極端に少ないポケモンを除いて、大半のポケモンに適用できる考え方だと思っています。
上記手順について、筆者が実際に組んだフシギバナ統一をサンプルとして解説していきます。

サンプル:フシギバナ統一

①「エースアタッカー」をつくる

まずはダイマックス運用を視野に入れたエースアタッカーを作ってみましょう。
技範囲は確保しつつ、ダイマックスと相性の良い「ダイマ技で自身のステータスが上がるタイプの技」の採用を推奨します。

サンプルでは↑の子。(努力値CSベース)
特性「葉緑素」の晴れエース。 Cを上げられるダイアシッド媒体の技も採用候補。 実際に最初はヘドロ爆弾を採用していたが、後述の「実際に対戦で使いながら微調整」のフェーズにて他の技に置き換わった。 (積み技として「成長」があった、別の個体で毒技を採用したいものが複数あった...といった理由から)

②「エースアタッカー2」をつくる

エースアタッカーをもう1体作ってみましょう。
「①」のエースの通りが良くないPTに対して繰り出すイメージ。 「①」と物理型/特殊型を分担したり、「①」と技範囲を変えるのが良いです。

サンプルでは↑の子。(努力値ABベース)
「①」が特殊型だったのでこちらは物理型にして、ダイナックル媒体となる格闘技を採用。更に逆鱗を採用することで「①」では苦戦しそうなドラゴンタイプに有効打を持てるようにしている。 また、ダイアース(D↑)、ダイドラグーン(A↓)を打つことができるので、相手の弱点技を耐えて弱点保険を発動させやすい構成となっている。

③「起点作り」をつくる

「①」「②」のエースが活躍するための場を整えるサポート型を採用しましょう。
有用技としては、壁系、ステロ、状態異常技、能力ダウン技...などなど。対象のポケモンが扱えるこれら系統の技から起点を作る方法を考えてみましょう。

サンプルでは↑の子。(努力値HSベース)
晴れエースたちが暴れるための天候展開と、壁や甘えるによる耐久サポートが仕事。
自身も特性「葉緑素」かつウェザーボール持ちなので、晴れの恩恵を受けながら殴っていける。

④「切り返し/ストッパー」をつくる

相手のダイマックスや積みポケモンを流すことのできる型を作ってみましょう。
この役割は行動保障の確保が最重要であるため、持ち物は気合の襷や拘りスカーフがオススメです。
切り返しの方法としては、高威力技で相手を倒して止めるだけではなく、追い風やトリックルーム、麻痺撒き、天候技などの行動順操作も有効です。

サンプルでは↑の子。(努力値ASベース)
気合の襷で相手の攻撃を耐えた後、眠り粉で相手を無力化する。 状況次第では剣の舞からの先制グラススライダーで縛る…といったこともできる。

⑤「苦手対策」をつくる

種族統一は1種類のポケモンだけでPTを組むため、必ず一貫した弱点技が存在し、相手はその弱点を突いてくると予想できます。
なので、その弱点の対策に特化した型を作っておきましょう。 (種族統一ではタイプ相性や種族値差から「ほぼ詰んでいるマッチング」もよくあります。それに少しでも抗ったり、楽勝!と考えてる相手に一泡吹かせる、、、くらいの感じで…!)
弱点半減木の実を持たせたり、苦手タイプに抜群を突ける技を採用するのが良いです。

サンプルでは↑の子。(努力値CSベース)
ダイマックス環境ではダイジェットがとにかく強力なので、飛行弱点のフシギバナにとってダイジェット対策は必須。 相手のダイジェットを半減木の実で耐えてから、日本晴れでSを逆転して催眠技で誤魔化す…という型。

⑥ 自由枠を考える

「①」~「⑤」で構築としては成立しているはずなので、最後の一枠は好きな型を採用してみましょう。
技範囲を広げたアタッカーを追加するもよし、起点作りから繋げる積み要塞エースを採用するもよし、珍しい技を自慢するだけの型を採用するもよし!
対象ポケモンの個性と作成者の好みを反映させて、構築に味付けしましょう。

サンプルでは↑の子が該当。(努力値HBベース)
高い特防種族値 と 宿り木の種 を活かした耐久型。
フシギバナの個性を尊重しつつ、他5体だと厳しい積み要塞型への対策も兼ねている。

⑦ 実際に対戦で使いながら微調整

これまでの手順で構築したPTを実際の対戦で使用して微調整していきます。
選出で困ったら以下を基本選出として考えてみましょう。

  • 起点作り(③)
  • エース(① or ②)
  • 切り返し/ストッパー(④)

あとは使用者がしっくりくるまで、型や選出パターンを変えて試行錯誤してみましょう。



最後に

今回は「ミカン流種族統一の組み方」について語りました。 誰もがすべてのポケモンに対して「このパターンで組める!」という訳じゃないですが、種族統一を組んでみたいという人の取っ掛かりになればなと思います。

あと今年の11月に種族統一パ限定の仲間大会「第4回STORM会戦」が開催されます。 種族統一で遊びたい!って方は是非参加してみてください!(詳細はtwitterで「#とーせん」で検索)